蓮舫代表は7日午前、来日中の中国共産党中央対外連絡部の宋濤(ソウ・トウ)部長と党本部で会談した。

 蓮舫代表は、宋部長の着任後初の来日と民進党への訪問を歓迎するとともに、「これまで両国がさまざまな緊張や課題を共有し情勢に向き合ってきたが、政党間交流が日中友好の確実な一歩を踏みしめてきた。今年は国交正常化45周年の節目の年でもあり、秋には5年に一度の共産党大会も開催される。さらに両党間の交流を深めたい」と述べた。

 宋部長は謝辞を述べ、両党間の交流は両国の相互理解を深める重要な役割を果たしており、中日関係の交流・協力の推進がさらなる安定的、前向きな発展につながるとの認識を示した。

 会談では、一帯一路構想、少子高齢化問題、北朝鮮情勢問題とその平和的解決への期待、観光、人的交流等について意見が交わされた。

 会談には近藤昭一副代表、牧山ひろえ国際局長、杉尾秀哉国際局副局長が同席した。

中国共産党中央対外連絡部が党本部を訪問