民進党は１２日、第３回常任幹事会を国会内で開いた。
岡田克也代表は冒頭のあいさつで、同日告示された衆院北海道５区と同京都３区の補欠選挙にまず言及。「私も京都３区泉健太さんの出陣式に行ってきた。泉さんは大変元気よくスタートをされた。この補欠選挙の意義は言うまでもなく、非常に重要な参院選挙の前哨戦でもあり、京都の方は特に自民党議員の不祥事、辞任に伴うもので、しっかりとそれぞれ戦って、いい戦いをして結果を出していく非常に重要な選挙だということをあらためて申し上げておきたい。投票日までの間、いろいろな形でご支援いただきたい」と党を挙げての取り組みを呼びかけた。
サミット外相会合が広島で行われ、広島宣言がまとめられたことについては「核保有国も含まれる中でご苦労されながらまとめられたものだと思っている。何よりも被爆地に７カ国の外相が集ったということは意義のあることで、率直に評価したいと思う。伊勢志摩サミットの折にオバマ大統領が被爆地を訪れることを強く期待する」と述べた。
７月の参院選に向けて「マニフェスト企画委員会」を設置したことも報告した。
報告事項では、枝野幸男幹事長が党役員の最新の状況、「東日本大震災復旧・復興推進本部」と「東京電力福島第１原子力発電所事故対策・福島復興推進本部」の設置と役員構成などを報告した。
報告・承認事項で玄葉光一郎選挙対策委員長が次期衆院総選挙（小選挙区）候補者の民進党公認内定、沖縄県議選候補者の民進党公認への切り替えを報告し承認された。
協議事項では、同じく玄葉選対委員長が次期参院通常選挙（選挙区）候補者の公認内定・推薦と次期衆院総選挙（小選挙区）候補者の公認内定を提案し、提案通りに決定した。
次期衆院総選挙（小選挙区）候補者の公認内定への切り替え