「18歳選挙権、若者の政治参画」をテーマに党初の全国青年大会を15・16の両日横浜市内で開いた。

 研修会では「民進党の若者向け政策(奨学金・子育て・被選挙権引き下げ等)」「各地域の先進的な活動事例」などが報告、討論され、各種若者団体からヒアリングと意見交換も行われる。

 大会では「青年局宣言」「2016年活動方針」が採択された。「宣言」の内容は、(1)党の理念を若い世代と共有(2)若い世代の声を政治に届ける(3)草の根の地道な活動とインターネットの双方を通じ情報発信を行う(4)次世代の日本を見据え若者の視点で「未来への責任」を果たす政策提言を行う――など。

 山尾志桜里政調会長は政策提言を受けてあいさつに立ち、「若い世代は票にならないなどという政治を、終わりにしたい。今こそ若い人、子どもに投資をしなければ、この国に未来はない」「(党内に)多様な意見があっても、最後は皆が自分の意見を1歩引きながらでも、自民党への対抗軸を守って発信できる民進党でありたい」と参加者に訴えた。

 2日目の分科会では「生活困窮者対策」「若者の政治参加」「防災対策基本条例」「農業の6次産業化」のテーマで討論する。