一般社団法人全国腎臓病協議会(全腎協)「結成45周年記念感謝のつどい」が5日、東京都内で開かれ、衆院厚生労働委員会の理事を務める初鹿明博衆院議員(青年局長)が出席してあいさつした。

 今でこそ医療費の公的助成制度が確立しているが、透析医療が医療保険の対象になった1967年当時は人工腎臓の絶対数が足りずに公務員や大企業の社会保険適用本人のみ、家庭を持っている人が優先等の厳しい条件があったとの説明を受けて、初鹿青年局長は「長きに渡る全腎協の活動の賜物」と、敬意を表した。
 また党の公式見解ではないとした上で、病床のある大型船構想を提案。「患者の皆様には震災等により治療が中断してしまうのではないかというご懸念がある。また治療中の方も長期旅行が楽しめるようになる。防災対策と言いながら即効性のない土木工事を進めるより理にかなっているのではないか」を述べると、会場からは拍手も起こった。

全腎協「結成45周年記念感謝のつどい」

全腎協「結成45周年記念感謝のつどい」