１０日に投開票が行われた第２４回参院通常選挙の山梨県選挙区では、新人の宮沢ゆか候補が初当選を決めた。
甲府市内の事務所には１０日午後７時頃から支持者らが集まって開票状況を見守っていたが、午後１０時過ぎに当選確実の第一報が伝えられると大きな拍手が起こった。その歓喜の冷めやらぬうちに、宮沢候補が現れると大きな歓声が上がり、選対本部長を務めた中島克仁衆院議員の発声で万歳を３唱して勝利を喜び合った。
宮沢候補は、「多くの皆さんが、立場を超え、党派を超えて、平和と子どもの笑顔のために私を応援してくださった」「皆さんのご支援を重く受け止めて、確実に子どもたちの幸せと平和のために、一歩一歩、歩んでいきたい」と、感謝の言葉を述べた。
今期限りで引退し、宮沢候補に議席を託すこととなった輿石東参院副議長は、「多くの人々が心を合わせて、力を合わせたことが勝利につながった」「県民の良識が宮沢ゆかを勝たせてくれた。宮沢ゆかは必ず、私の思いも含めて国政へ県民の良心を運んでくれると思う」と支持者に感謝するとともに、これからの宮沢候補への活躍に期待を示した。
支援してくれた人々と万歳をして喜びを分かち合う
輿石参院議員の後をしっかりと受け継ぐ