民進党は、25日から米国フィラデルフィアで開催されている米国民主党大会に、藤田幸久国際局長と牧山ひろえ副局長を党訪米団として派遣した(写真上は藤田国際局長とオルブライト元国務長官=中央)。

民進党では、米国との関係促進を今年の活動方針とし、2月、5月に実務者派遣を行うなど計画的、継続的に交流の深化させてきた。こうした積み重ねから党大会への参加が実現した。

大会に先立つレセプションでは、オルブライト元国務長官をはじめとする要人や、米国上下院議員、そしてカンボジア、ベトナム等各国から招待された要人とも交流し、民進党の政策や参議院議員選挙の闘いなどを報告した。又今後の党間交流などについて意見交換を行った。

党大会が開催されているウェルズ・ファーゴセンターは2万人以上を収容するスポーツセンター施設。一歩足を踏み外すと転げ落ちそうな急階段状の観客席を、アメリカ全土から参集した各級議員、代議員、関係団体代表、高額寄付者、NPOなどの有資格者が会場を埋め尽くし、応援演説者毎に異なるプラカードを掲げて熱狂的な声援を送っている。

党訪米団は25日から4晩連続述べ16時間の大会に出席した。、バーニー・サンダース上院議員、ミシェル・オバマ大統領夫人、ビル・クリントン元大統領、バラク・オバマ大統領、ジョー・バイデン副大統領、ケイン副大統領候補などに加え、イスラム代表、LGBT代表、イラク戦争で戦死した兵士の未亡人などが次々とヒラリー・クリントン大統領候補への応援演説を行った。そして最終日はヒラリー・クリントン候補の候補受諾演説を聞くことができた。

また訪米団は、民主党大会とともに、党派政治センター主催のエネルギー政策に関するパネル討論会など党大会周辺で行われる様々な関連行事に参加し、モリッツ・エネルギー省長官と意見交換を行った。

訪米団は、29日にニューヨークで在外投票制度改善へのこれまでの党の取り組みと今後の活動についての懇談会を行い、30日に帰国の予定である。

牧山副局長とラーセン下院議員ご夫妻

牧山副局長とラーセン下院議員ご夫妻