榛葉賀津也参院国会対策委員長は5日午後、国会内で定例記者会見を開いた。

 同日、参院予算委員会で行われた2016年度第2次補正予算の総括質疑に言及し、「蓮舫代表、福山哲郎筆頭理事、そして舟山康江議員が大変すばらしい質問をした」と述べたうえで、舟山議員が詳細な質問通告をしているにもかかわらず、厚生労働大臣らが「通告されていない」として明確な答弁を示さない場面が続いたことを問題視した。「真剣に取り組んでいるにもかかわらず、答弁が極めて雑。通告してあるのに通告していないと大臣が言い切るのはだめだと思う。緊張感が欠如していると言わざるを得ない」と指摘した。

 「党首討論をもっと実施していくべき。党首討論が形骸化している」とも指摘。時間も短いうえに1国会で1~2回しか開催されないのは問題だとして、「最初の約束と違うので今度は参院(での開催)なので一日も早く党首討論ができるように(与党に)要求していく」と語った。