民進党の佐々木隆博組織委員長は11日、富山県内で記者会見し、党富山県連の政党助成金等に関連する不正請求・虚偽記載についての調査結果の中間報告を行った。

 この中で佐々木組織委員長は、2010年から2015年までの6年間を対象に、同県連の財政資料、各年ごとの帳簿、納品書・請求書、領収書などの資料をすべて点検したところ、政党助成金に関連して不正請求・虚偽報告があった収支として不正請求総額4525万3468円、このうち立証可能な収支1016万8710円、これを除いた疑わしい収支が3508万4758円だったと報告した。今後、今回の事件に関与した人物への責任追及、使途報告書の訂正や不正請求分の国庫返納などを行うと表明した。