民進党は１２日、衆院の国対役員・筆頭理事合同会議を国会内で開いた。

　山井国会対策委員長は冒頭のあいさつで、「今後、ＴＰＰ特別委員会が強行で開かれるかもしれないし、年金の関係で厚労委も強行されるかもしれない。皆さんもご存じのとおり、衆院が解散になるかもしれない緊迫した中で、ＴＰＰ、年金の強行が波高くなって各委員会に波及するかもしれない」とＴＰＰや年金カット法案を与党が強行に審議入りさせることを危惧し、そのことが他の委員会にも影響を及ぼす可能性があることを指摘した。

　そのうえで「問題のある法案は徹底して追及して、何よりも与党と民進党の対立軸を明らかにして、国民のために闘う民進党ということを国会論戦で表していきたい」と国民に与党との違いを示す決意を語った。