江田憲司代表代行は14日午後、定例の記者会見を国会内で開き、ムダ遣い解消のプロジェクトチームとして「ダレノ(誰の)ミクスプロジェクト」(通称)を来週立ち上げることを明らかにした。

 設置の趣旨について「蓮舫代表の直属機関のプロジェクトチームとして、(民主党政権時の)行政仕分けに端を発した行政事業レビュー、200近い基金シートを徹底的に精査し、1億円でも10億円でも100億円でも税金のムダ遣いを解消していきたい」と意気込みを語った。

 また、民進党が訴えている人への投資、生活への投資の財源を生み出すためにも税金のムダ遣いの解消が必要であるとの考えを示した。本調査に当たっては、広く国民の声を聞くため「公益通報制度」「目安箱」等の窓口を党本部に設けることも明らかにした。

 記者団からは「ダレノ(誰の)ミクスプロジェクト」、新潟県知事選への対応、五輪経費や豊洲新市場問題での小池都知事との連携、TPP、1票の格差問題等について質問があった。

PDF「ムダ遣い解消プロジェクトチームの設立について」ムダ遣い解消プロジェクトチームの設立について