民進、共産、自由、社民の野党4党は、丹羽秀樹衆院厚生労働委員長の解任決議案と塩崎恭久厚生労働大臣の不信任決議案を共同で衆院に提出した。

 提出後、衆院厚生労働委員会理事の柚木道義衆院議員は、「年金カット法案の影響額の試算も出さず、出した試算はうそ。最低保障機能の強化もすべて後回し。20時間に満たない議論での強行採決の提案。こういうことがなされたなかで、塩崎大臣は政府の立場として、今と未来の受給者に対して不誠実極まりない。厚労委員長については、国会最初の委員会の大臣の所信表明から強行に委員会をたて、最後まで年金カット法案の強行採決と例外なく強行だった」と提出理由を語った。

不信任決議解任決議案提出