小川敏夫参院議員会長は1日、定例記者会見を国会内で開いた。

 小川会長は、年金カット法案やカジノ法案について衆院で強硬な運営が行われてきたことについて、「どうも数の力の横暴があまりにも目立ちすぎている」と指摘した。特にカジノ法案については「依存症の問題、風俗の乱れなど様々な問題があるので、十分な議論が必要ではないか。審議に入ってすぐに採決と衆院の中で聞こえるが、それはこの法案の内容にそぐわない。参院になれば徹底した審議を求めることになる」と慎重な審議を求めた。

 年金カット法案について与党側が明日の審議を希望していることについて考えを問われると「法案がきた以上それを全く審議しないことはないので十分な審議をする。政府の方は将来世代のと言うが、将来世代が受け取る年金がどれだけ減るのか。こういうことの試算や説明がないまま、ただ将来のためだという抽象的な言葉だけで物事を強行するのはとても承服できない」と与党の運営をけん制した。

 伊達忠一参院議長の後援会が支援者向けのゴルフコンペを開いた際の収支の差額を負担していたという報道に関して記者団から質問されると、「事実関係をまだ承知していないので、具体的に断定できないが、有権者に対して利益の供与があったとすれば大変に重要なことなので、事実関係をしっかり確認して対応する」と述べた。