笠浩史国会対策委員長代理は７日、定例の記者会見を国会内で開き、記者団の質問に答えた。
カジノ法案について、６日の衆院本会議可決後に民進党として反対と決めたことについて、採決前に決めることはできなかったかという質問に対しては、「議員立法の登録すら認められない状況の中、前回の合同部門会議が終わったので、残念ながら衆院本会議段階では党としての賛否が決まっていない中での国会対応となった。参院でも質疑が行われるので、昨日の合同部門会議で意見を集約して「次の内閣」で正式に反対することが決まった」と経緯を説明した。
参院ではすんなりとカジノ法案の趣旨説明に入ってしまった印象があるという記者の認識に対しては、「参院には参院の判断がある。わが党も質疑にあたっては反対と方針を決めて臨んでいる。参院で廃案に追い込むべく力を尽くしていくと期待している」と語った。