蓮舫代表は10日、「FOR NEXT」キャンペーンの第2弾として名古屋市を訪れ、学童保育所の視察・座談会、ブライダル協会の女性支部員との座談会を行った。

 猪高留守家庭児童育成会が運営する名東区の学童保育所では、およそ30人の子どもたちが元気に遊んでおり、到着してすぐその輪に入った蓮舫代表は、室内では、「久しぶりだ」という百人一首に参加し、外の庭でコマ回しなどでして遊ぶ子どもたちには「すごい。うまいねー」などと声を掛けながら一緒に楽しんだ。名古屋市会議員補欠選挙(12月18日投開票)に立候補している日比美咲候補も視察に参加した。

施設の指導員や保護者との意見交換

車座になって、施設の指導員や保護者との意見交換

 施設の指導員や保護者との意見交換会で蓮舫代表は、「本音の気持ちを聞かせていただきたい。学童保育にはいろいろなハードルがあったので、私たちはそれを少しずつ取っ払ってきたが、また変な方向に向かいだしている。学童保育には多くの課題があるので、皆さんがまだ使っているうちに、今ある課題を出来るだけ改善していきたい。ぜひ皆さんの声を聴かせて」とあいさつした。

 保護者らからは、「保育園についてはクローズアップされたが、学童保育は置き去りにされている感じがする。子どもが小学校に上がっても大変なことは変わらない」「最近はお母さんもフルタイムで働いている。『女性活躍推進』と言っているが、学童保育がないと女性が働けない」「学童保育に入れると運営役員に選ばれた時に役員の仕事もしなくてはならず、その時間がないので入れたくても入れられないという声もある」など切実な意見が出された。

 蓮舫代表は、「保育の質の向上のためのスキームはあるが、それが財源不足で機能できていない。3千億円の予算を充てることを自公と約束したが、いまだ果たされていない」と、現状を説明し、民進党としては約束を果たすために今後もしっかりと取り組むと述べた。

ブライダル関係者らとの意見交換

ブライダル関係者らとの意見交換

 全日本ブライダル協会東海支部では、ブライダルサロンのスタッフや結婚相談所の経営者、ウェディングプランナーらから、現在の結婚式事情や若い人たちの結婚観などについて意見を聞いた。

 参加者からは、「結婚する年齢が高くなっているが、結婚式にかける金額が下がっている」「若い人たちには『できちゃった婚』が割と多いが、経済的な問題や子育てに時間が取られるため、籍は設けても結婚式を挙げるまではなかなかできないという」「子どもが大きくなって落ち着いてからあらためて式を挙げる人も増えてきている」「ホテルや式場の決まった形式ではなく、自由な発想のものが増えている」「最後に『ありがとう』と言ってもらえることが一番うれしい」など、自らの体験を通した最近の結婚の状況についての話を聞いた。「結婚してから、期日前投票の方法や税金の仕組みなど、政治について考えるようになった」という声も出た。

 会の終わりに蓮舫代表は、お礼の言葉とともに、「社会の『おかしい』を少しずつ除いていくことが私たちの仕事。双方向で意見を交換しながら、とにかく幸せな人を増やしたい。明るい未来、幸せな未来を作りたいということが私の思いだ。自分もそうやって生きてきたと思うので、自分の後ろにもそういう女性がいてほしい」と話した。

 学童保育の視察には、古川元久衆院議員、伊藤孝恵参院議員が同行し、ブライダルスタッフらとの意見交換会には山尾志桜里衆院議員も合流した。

私の「ForNext」。参加者が、夢や思いをボードに書き込んで記念撮影

私の「ForNext」。参加者が、夢や思いをボードに書き込んで記念撮影