集合写真撮影

 蓮舫代表は11日、「FOR NEXT」キャンペーンの第3弾として新潟市を訪れた。

 女性の起業などを応援しているNPO法人「えんでばよこごし」(江南区横越川根町)では、代表の山本美幸さんの案内で、オープンしたきっかけや目的などの説明を聞いた。「えんでばよこごし」の「えんでば」は、「ご縁で、笑んで、来る場所」という意味で命名。英語の「endeavor」(エンデバー=努力する、試みる」にもかけている。また新潟の方言で「えんでくる」は「歩いてくる」という意味もあるという。

 「えんでばよこごし」は町の情報発信場所、集いの場所、商いの応援の場として作られ、女性のネットワークを中心に出展・出品者を募り、講座の開催や商品の販売を行うほか、起業を目指す人のためのチャレンジショップとしての要素を持ち合わせている。施設の1階は食堂、地元の名産品の販売スペース、レンタルスペースなどがあり、2階のフリースペースでは講座などが開かれる。最近では、食堂スペースで「こども食堂」も開催している。

 今回、ミシンや編み物の講座などを視察。その後、実際に出展・出品している女性起業家十数人とランチを食べながら意見交換を行なった。

 蓮舫代表らは次に親子3代にわたり酪農をしている坂井武史さん・美幸さん夫妻の牛舎・チーズ工房を訪れた。坂井さんは、従来行なってきた牛乳だけでなく、チーズの生産や販売にも挑戦。「えんでばよこごし」の他、市内の百貨店などで販売している。視察では牛舎で牛の飼育・管理について説明を受け、またチーズ工房では、チーズを試食した。

 視察後、記者団の取材に応じ、「(えんでばでは)女性の横のネットワーク、広がり、定着性というのを、見させていただいた。私たち民進党が目指している新しい公共、官でも民でもない部分で、こうしたネットワークが人を紡いでいくことを実践していきたい。また牛舎を見て、チーズも食べさせてもらった。挑戦して実現する農家、酪農家の皆さんの力には脱帽した。消費者が生産者の思いを受け止めて、双方向で国産のチーズ、安心の食べ物が、この新潟から発展していけばいいなぁと心から思った」と語った。

 「えんでば」での意見交換については、「皆さんが話していたのは、何かしたい、でも起業するには勇気がない、お金がない、チャンスがない。それに対して『えんでば』は、場所、機会、ほんのちょっとの勇気を用意してくれている。一歩踏み出したら、やろうとしていたことが受け入れられるんだということが分かったという声がほとんどだった。やはり女性が一歩前に踏み出せる、そういう機会をつくるのは大事だ」と述べた。

 今回の視察をどのように政策に反映していくかとの問いには、「特に酪農家の皆さんがチーズを作るなど、新しい試みを試したいと思う時に、既存の規制が壁になる時がある。どういう規制を緩和、強化すれば、こうした新しい力を伸ばすことができるのか考えていきたい」と述べた。

地元の商品を手に取る蓮舫代表

地元の商品を手に取る蓮舫代表

意見交換会の様子

意見交換会の様子

牛舎を視察する蓮舫代表

牛舎を視察する蓮舫代表

子牛と蓮舫代表

子牛と蓮舫代表

工房でチーズの試食をする蓮舫代表

工房でチーズの試食をする蓮舫代表