蓮舫代表は28日午前、民進党本部の仕事納めで職員を前にあいさつした。

 蓮舫代表は、安倍総理のパールハーバー訪問について、「オバマ大統領とそろってパールハーバーで不戦の誓いを語ったことは大きな意義がある」と述べる一方で、安倍政権の施策に「不戦の誓いといいながら、なぜ憲法解釈を変えて安保法制に突き進んだのか。来年度予算を見ても、5年連続で防衛費は増えている」と懸念を表明。世界各地でテロが頻発していることにも触れ、「今世界が最も必要としているのは国際協調。まさに平和への道を日本が中心となって進めていくことではないか」と指摘し、「民進党は、『平和』という基軸にしっかりと足を踏みしめていきたい」などと決意を述べた。