民進党は17日、第25回常任幹事会を党本部で開いた。

 蓮舫代表は冒頭のあいさつで、20日から始まる通常国会について「予算委員会をしっかりとわれわれの政策を掲げて闘い、3月の党大会で私たちが目指す方向を共通の認識を持って、しっかりと闘っていける1年にしたいとあらためて思っている」と述べ、協力を求めた。また、17日で阪神・淡路大震災の発生から22年となることについて「朝5時46分の発生時間の神戸の式典には近藤副代表が出席して、私たちの祈りをともに捧げていただいた。6年前の東日本大震災、昨年の熊本地震、特に地震の多いわが国では、過去の経験の記憶を薄れさせるのではなく、しっかりと防災・減災に取り組んでいくためにも、今年も皆さんとともに頑張りたい」と述べた。

 報告事項では野田佳彦幹事長が(1)初鹿明博青年局長の辞任に伴う後任人事として大西健介衆院議員を選任した(2)2017年度定期党大会を3月12日(日)に東京都内で開く(3)全国幹事会を1月21日に党本部で開く(4)天皇のご退位をめぐる法制上の対応について衆参正副議長から各会派との意見交換を19日に行いたいと呼びかけがあった――等を報告した。

 報告・承認事項では、佐々木隆博組織委員長が2017年度の党員・サポーター定時登録を5月31日を期限として実施すると提案があり、承認された。

 協議事項では、馬淵澄夫選挙対策委員長が次期衆院総選挙(小選挙区)候補者の新たな公認内定を提案し、提案通り決定した。

PDF「次期衆院総選挙(小選挙区)候補者公認内定」次期衆院総選挙(小選挙区)候補者公認内定