民進、共産、自由、社民の野党4党の国会対策委員長が24日午前、国会内で会談し、(1)今国会も4野党が結束して強権的な国会運営に挑む(2)補正予算審議でのしっかりとした質疑時間の確保(3)天下りあっせん問題とトランプ米国大統領の就任について2つの集中審議を予算委員会で求める――以上の3点を4野党で合意した。

 山井国対委員長は、「昨年の臨時国会のような強行採決を連発する強権的な国会運営は認めない。言論の府にふさわしい充実した審議を行っていく」と述べ、天下りあっせん問題については、「前川前文部科学事務次官の参考人招致を求める。そして、担当である松野文部科学大臣の責任も厳しく追及していく」と追及していく方針を表明した。

野党国対委員長会談

野党国対委員長会談