山井和則国会対策委員長は16日、定例の記者会見を国会内で開いた。

 前日の野党国対委員長会談を振り返り、「戦闘が行われている正確な現地の情報を国民に知らせない稲田大臣。シビリアンコントロールが効いてるとはいえない非常に危機的な状況で、辞任していただく必要がある」と稲田防衛大臣の辞任をあらためて求めた。

 金田法務大臣についても、「(テロ等準備罪の)法案の必要性を語らずに隠して、しかし、法案作成の作業を着々と進める。こんな話は聞いたことがない。その意味でも、金田大臣は大臣の任にない」と金田法務大臣にも辞任を求めていく考えをあらためて示した。

 衆院予算委員会の集中審議については、「明日で3回目だが、まだまだ3回では不十分なので、それ以上の集中審議は強く要望していく」とさらに集中審議を求めていく意向を示した。