榛葉賀津也参院国会対策委員長は1日午後、定例記者会見を国会内で開いた。

 参院予算委員会の質疑に言及し、「今はどうしても森友学園の問題が中心にならざるを得ない。明日から(一般質疑の)10時間コース一巡で明後日まで議論することになる。福山筆頭を中心に、引き続きこの問題を追及していきたい。加えて、共謀罪の問題がまるごとどこからかメディアに流された件について、藤末政審会長が金田大臣に質問したところ、およそ答弁とは言えないような答えしか帰ってこなかった。このほか稲田大臣の問題、そして天下りの問題等、議論は山積している。しっかりと今後も追及をしていきたい」と語った。

 金田法務大臣の答弁については「(共謀罪の条文が流出した問題で)どこから出ているか分からないのに、法務省から出ていないと言い切れる根拠が分からない。総理や世耕大臣から答弁のアドバイスを直接されたりと、非常に残念だ。法案の中身ではない議論で答弁ができずに2転3転してしまっているので、中身に入ったらどうなるのか心配だ」と述べた。