民進党の細野豪志代表代行は1日、定例記者会見を国会内で開いた。参院予算委員会審議で民進党議員の追及で明るみになった、森友学園への国有地払下げにかかわる国交省の杜撰な手続きを問題視した。

 民進党の藤末健三議員の質問によって、国交省大阪航空局には大幅な値下げの原因となったごみの撤去費を算定した経験がないことが明らかになった問題について「大阪航空局がずさんな形で手続きを行い、国の財産を棄損させたわけであり、非常に大きな責任がある」と、国のいい加減な対応を強く批判した。今後の国会審議では、「このような手続きが行われた背景に何があるのかを引き続き追及していきたい」との考えを示した。