山井和則国会対策委員長は9日、定例の記者会見を国会内で開いた。

 冒頭、「今日3時半から2度目の民進党、自民党国会対策委員長会談を開いて、強く籠池理事長の参考人招致を求めさせていただく」と報告。「籠池理事長の参考人招致というのは国民の声だ。国民の声である籠池理事長の参考人招致、森友問題の真相究明、これを自民党や安倍総理も拒否し続けることは私は困難だと思う」と山井国対委員長は強調した。

 自民党が招致を拒否し続けるのが困難だとする理由については、「国民の声だ」と語り、「国会というのは国民に代わって国政の課題を審議する場であって、今この森友問題に関しては政府が書類や記録を捨ててしまったと言っている以上は当事者に聞くしかない」と当事者からの証言の必要性を求めた。