蓮舫代表は19日、北海道北見市などを訪れ、FOR NEXT企画の一環としてのトークセッションへに出席した。JR北海道の路線廃止について関係自治体などから要望も受けた。

女性・若者・子育て応援企画で市民と意見交換

 北見市の「まちきたビル」で開かれた「女性・若者・子育て応援広場FOR NEXT」企画では、北海道第12区の水上美華総支部長をコーディネーターにフリートークセッションや来場者との意見交換会が行われた。フリートークセッションでは、事前にインターネットを通じて募集した質問に、蓮舫代表が答えるという方式で行われ、「未婚の1人親世帯を支える税制にしてほしい」との問いかけには、「今の日本は結婚することが前提となっている税制だ。同じシングルマザーでも、未婚で1人よりも結婚の後の1人の方が税制では厚い。こういう不平等をただしていくのが民進党の考えだ」と述べ、「子どもの貧困を解決するためにどんな政策を行うか」という質問には、「人への投資。公共事業への投資の倍以上の費用対効果が出る子どもたちへの教育無償化を訴えている」と答えた。「JR北海道の廃線が問題になっているが、やはり鉄道は残してほしい」との意見には、「これはものすごく大きな政治課題だ。国と道庁と利用者の皆さんがしっかりと話し合って、解答を出していく努力をしていかなくてはならない」と答えた。「新しい公共の担い手である市民団体の活動への支援をお願いしたい」との要望には、「これから先、行政の手が届かないところ、利益を求める民間企業が手を出さないところ、この部分を支えるのがNPOであったり公益法人だと思っている。だからこそ寄付税制を変えたり、不明口座の残金の活用などを進めていく」と答え、市民活動の重要性を指摘した。会場からの意見などにも蓮舫代表は丁寧に答えた。

フリートークセッション

 最後に蓮舫代表は、「希望は皆さんです。そして次の子どもたちです。皆さんが幸せに暮らしていくにはどうすればいいのかと、常に考える政治をつくりたいと思っている。こういう時間を持てたことにお礼を申し上げる」と述べ、この地域で活動する水上美華総支部長への支援を訴えた。

 会場には、キリガミイベントのコーナーや、地元産のお茶やパンなどの販売コーナーも設けら、訪れた人たちでにぎわいを見せていた。

JR北海道の廃線問題で地元関係者と意見交換

 オホーツク圏活性化期成会、連合北海道網走地域協議会との懇談に出席した蓮舫代表は、JR北海道の廃線問題に関して、道内の鉄路の存続と維持を求める要望書を受け取った。

 オホーツク圏活性化期成会会長の辻直孝北見市長から、「JR北海道は、全道1500キロの路線の半分を廃線にするという。鉄路は地域間の動脈であり、物流や観光など今後の北海道の発展、地域の存続に向けても非常に大きな役割を果たしている」と話し、国も含めた支援を要望した。他の自治体の首長からも、存続に向けてさまざまな意見、要望が出された。

蓮舫代表があいさつ

 蓮舫代表は、「廃線になった地域で、バスで代替できるのか、物流はどうするのか、あるいは雇用はどうなるのか。それぞれの思いがあるので、私たちに何ができるのかを常に考えさせていただきたい。まずは地域の皆さんの声をしっかりと把握させていただき、その上で党としてどう支援できるかを緊密に連携させていただく」と述べた。

 小川勝也、徳永エリ両参院議員、水上美華党北海道12区総支部長も出席し、民進党北海道連としてしっかり対応する考えを表明した。

オホーツク圏活性化期成会から要望書を受ける

オホーツク圏活性化期成会から要望書を受ける