榛葉賀津也参院国会対策委員長は31日午後、定例記者会見を国会内で開いた。

 30日に文科省から天下りの最終報告書が出た件について、「62件43人が処分される、大きな天下り事件だ。歴代3人の事務次官が関与していた。徹底追及をして、このうみを出し切らないといけない。文科省から『これが最終報告です』と聞いた次の日に、退職後2年間の再就職先を報告せず、天下りが見つかっていない悪質なケースが少なくとも16~17件あると分かった。全く最終報告ではない。この問題は文科省だけではなく、外務省や内閣府など他省庁にもまたがっている。来週から各委員会で法案審議に入るので、森友学園問題・加計学園問題・PKO日誌問題等、引き続き追及していく」と強調した。

 安倍総理夫人がネット上の発信をやめ、公式行事も欠席している件については、「いままで包み隠さずSNSで情報発信し、従来通り公式行事などにも出ていたことは『何も隠すことはない』というメッセージだと思っていた。しかしここに来てピタッと動きがなくなったので、逆に雲隠れしたのではないかと疑ってしまう。疑問に思っている国民のためにも、メディアの前に出てきてご自身の口でしっかりと説明してほしい」と語った。