野党国対委員長会談

 4野党(民進、共産、自由、社民)の国会対策委員長は26日午前、国会内で会談した。4人の国対委員長は会談終了後に記者団からの取材に応じた。

 民進党の山井和則国会対策委員長は、(1)今村前復興大臣の議員辞職要求(2)予算委員会の集中審議の実施――の2点を自民党に要求していくことを4野党で確認したことを明かした。

 山井国対委員長は、東日本大震災の被災者を侮辱する発言をした今村前復興大臣を任命した安倍総理の責任について、「このような大問題のある大臣をそもそも任命した安倍総理の責任。さらに問題発言の際に辞めさせなかった安倍総理の監督責任。その意味では安倍総理に被災地に対する謝罪のみならず説明責任、震災復興に対する今後の取り組み、そういうことも含めてしっかりと国民に説明してもらう必要がある」と予算委員会の集中審議を求める理由を説明した。

 なお、山井国対委員長は、4野党で幹事長書記局長会談も近々に開催して、今後の態勢について協議することも明かした。