榛葉賀津也参院国会対策委員長は9日午後、定例記者会見を国会内で開いた。

 来週に政府提出の特区関連法案の対案として並行審議に入る国家戦略特区停止法案については、「内閣委員会でわが党の特区に対する考え方を詳らかにしていきたい。火曜日に参考人質疑をする旨まで合意をしている。それ以降も徹底審議を求めていくので、まだまだ時間が足りない。まさか、数の力を使って火曜日に強行採決はしないとは思うが、職権で何かをやったり採決前提ということなら、そう簡単には応じられない」と強調した。

 また党首討論については、「実現するように見守っていきたい。150日間の会議で一度も党首討論をやらないということはないと思っている。『常会で一度も開かなかった』というよろしくない前例は作らないほうがいい」と述べた。