民進党全国青年委員会(大西健介委員長)は13日、大串博志政務調査会長に「骨髄ドナー支援の充実に関する政策提言」を提出した。

 全国青年委員会は昨年11月、メンバーの一人だった日比健太郎名古屋市議が急性白血病で急逝したことを受け、病床から日比さんが訴えた骨髄ドナー登録推進のための政策提言「日比プラン」の遺志を受け継ぐ活動を進めてきた。民進党の若手自治体議員が全国各地の議会でドナー支援の制度導入を求める議会質問や成人式会場でのドナー登録推進のための街頭活動を行っている。

 こうした活動の一環として、元患者、患者家族、骨髄提供者、地域ボランティア、ジャーナリスト、医師、登録推進団体、故日比氏の妻で昨年12月の補欠選挙で当選した日比美咲名古屋市会議員など多くの人々からヒアリングを行い、政策提言をとりまとめ、このたび青年委員会が政調会長に政策の提案ができるという党規約に基づいて政調会長に提言を提出した。

 大西委員長や古川元久衆院議員、伊藤孝恵青年局副局長から提言を手渡された大串政調会長は、「提言を真摯(しんし)に受け止めて、今後関連部門で検討する」と応じた。

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