蓮舫代表は24日午後、東京都議会議員選挙の品川区選挙区から立候補しているあべ祐美子党公認候補とともに戸越銀座商店街で街頭演説や歩行遊説を行い、支援を訴えた。

 あべ候補は、4期10年にわたり区議会議員として、また子育て中の母親として議会活動をし、子育て支援策や教育の問題、高齢者介護や認知症ケアに力を入れて来たと自身の経歴を紹介した。続けて、品川区では子どもの貧困問題が進行しており、また障がいや難病をもった子どもの子育て環境が十分に整っておらず、さらに児童虐待やDVといった問題は、品川区政だけでは対応しきれないと説明。「だからこそ、こうした問題に根本から取り組んで行くために、そして品川区だけではなく、東京の多くの自治体の中で、こうした問題への取り組みが進むよう、今回の都議会議員選挙に挑戦した」と述べ、都政を前に進めるため都議会へ送ってほしいと訴えた。

 また、「議会としてしっかりと都政をチェックする、その機能まで都議会は手放してはいけない。なんでも都知事の言うことを聞く都議会ではいけない。都政をチェックする。働く都議会が必要」と述べた。

 蓮舫代表は、「人への投資。育っていく子どもたち、そして自己責任では、まかないきれない命の問題、医療、介護、しっかりと担っていくのが都政の責務」だと述べ、子どもたちに寄り添ってきた、あべ祐美子候補への支援を訴えた。

 街頭演説と歩行遊説には、党都連会長の松原仁衆院議員や党所属区議会議員らも参加した。