民進党の大串博志政務調査会長は28日、南スーダンPKOの日報問題に関する特別防衛監察結果及びそれに伴う稲田朋美防衛大臣の辞任表明を受けて国会内で記者団の取材に応じた。

 2月半ばに稲田防衛相が陸自データの存在を把握していたかについては「極めて玉虫色の書きぶりになっている」と指摘。その真実を稲田防衛相の辞任によって闇に葬り去ろうとしていることについて「極めて問題だ。究極の事実隠ぺいのための防衛相辞任によるトカゲの尻尾切りだと言わざるを得ない。さらに稲田大臣、防衛省の状況を放置してきた安倍総理の任命責任は大きい」として、政府・与党に対して稲田防衛相と安倍総理出席の閉会中審査を強く求め真相究明していくと語った。