民進党は3日午後、都道府県連の幹事長等を集めて全国幹事会を党本部で開き、東京都議会議員選挙の総括に関する意見交換や代表選挙の実施についての説明と意見交換を行った。

 蓮舫代表は冒頭のあいさつで、自身の代表辞任を決断した経緯を話し、「私たちが目指す国の在り方。私たちが作りたい国家の在り方。2大政党の一翼を担う民進党が、エネルギー・環境や、子どもたちの教育、憲法の在り方や、あるいは新しい社会保障の在り方はどうなのか、一つひとつ私たちは丁寧に政策をまとめてきているが、それをしっかりと私は国民の皆さまにお示ししきれていなかった。攻めと受けを両立できなかった。この問題は、私が引かせていただいて、そして新しい執行部のもとで両立して欲しい」と語った。

 新代表が決まるまでの党運営については、「空白を作ることは絶対にあってはいけない。国会は引き続き山井国対委員長のもとで動かしている。あるいは10月は青森・愛媛のダブル補選がある。いつ解散総選挙があってもいいように選対を中心に地方の組織の皆さんの力をいただきながら、常在戦場で対応ができるように100%以上の力で進めていって、その全てを次の執行部にバトンを引き継いでいきたい」と空白を作らないように運営していくことを説明した。