民進党は26日、第49回常任幹事会を党本部で開いた。

 前原誠司代表は冒頭のあいさつで、今期で衆院議員を引退する髙木義明常任幹事会議長に「憲政の発展とわが党の発展のために尽力された」などと功績をたたえ、感謝を表明した。安倍総理による25日の衆院解散表明については「記者会見を全部聞いたが、まったく解散の理由が分からない」「身勝手な解散。自らの森友・加計問題の議論を逃げるための解散」だと厳しく批判するとともに、「どんな手段を使ってでも安倍政権を終わらせる」と決意を述べた。

 報告事項では、大島敦幹事長が総合選挙対策本部の設置などを報告。階猛政務調査会長が衆院総選挙に向けた政権公約取りまとめ作業の進捗状況を報告した。

 協議事項では、大島幹事長が、25日に離党届を提出した松原仁衆院議員について、党規約に定める「党の名誉及び信頼を傷つける行為」、党倫理規則に定める「党の結束を乱す行為」に該当するとして「公職の辞任勧告」と「除籍処分」が相当だとする判断を提案、提案通りに決定した。長妻昭選挙対策委員長が次期衆院選挙(小選挙区)候補者の公認内定、公認内定への切り替え、公認内定の取り消し、推薦を提案し、提案通りに決定した。

PDF「次期衆院選挙(小選挙区)候補者公認内定」次期衆院選挙(小選挙区)候補者公認内定

PDF「次期衆院選挙(小選挙区)候補者公認内定への切り替え」次期衆院選挙(小選挙区)候補者公認内定への切り替え

PDF「次期衆院選挙(小選挙区)候補者公認内定の取り消し」次期衆院選挙(小選挙区)候補者公認内定の取り消し

PDF「次期衆院選挙(小選挙区)候補者推薦」次期衆院選挙(小選挙区)候補者推薦