第48回衆院議員選挙が公示された10日、希望の党の小池百合子代表は東京・池袋駅前で第一声を上げ、「安倍1強政治を終わらせよう」と力強く訴えた。

 小池代表は、「この日本には何でもある。何でも売っている。街の中にはモノがいっぱいあふれている。しかし足りないものがある。それは将来への希望だ。将来への希望があってこそ、今日より明日、明日よりも明後日の方がきっと良いと思える、そんな希望を提供するのが政治であり、その希望を夢をかなえるのが私たち政治の役割だ」と語りかけた。

 「一番重要なところは政治への信頼を取り戻すことだ」と強調した小池代表は、「加計学園、森友学園疑惑に8割近い人がよく分からないと疑問を抱いている。この選挙戦で安倍1強政治を皆さんの1票で終わらせよう」「安倍1強政治によって、お友だちだ、忖度(そんたく)だ、お友だちでああればいいことがあるという政治に対して信頼が持てるか。変えていこうではないか」と訴えた。