滋賀2区から立候補している田島一成候補は14日、希望・小池代表とともに彦根市内でマイクを握り、「安倍1強を打ち破ろう」と訴えた。

 小池代表は田島候補について、「環境大臣当時、アスベスト問題、水俣問題、そしてさまざまな気候変動問題などについて、田島候補からは国会の環境委員会でビシバシと鋭い質問をいただいた。特に(田島候補の選挙区は)この琵琶湖を抱える滋賀県だ。これまでも住民の皆さんたちの運動をベースにしながらの滋賀県の実績が、日本中を動かすということもしばしばあった。その意味でも、この滋賀の地から田島候補を国会に戻していただくことは、滋賀の、日本の環境をよくすることだと確信している」と話し、田島候補へのさらなる支援を要請した。

 「私が女性政策を一生懸命やりたいと思う理由は、こんなに子どもの子育てか仕事かで思い悩むような国は日本ぐらいだから。そこを直していかなくては真の国の活力、そして女性の自己実現への思いを達成できない。だからこそ仕組みを変えていく」「この国の社会保障制度は、男性中心の社会で、高度成長型で作られた制度設計。例えば配偶者控除一つとってみても、これは高度成長時代に、女性は家で家事、子育て、親の面倒を見ることはやっておいてという制度設計だ。130万円の配偶者控除はその制度設計に合わせて作られたもので、女性が外で働くという時代になった時に、それが税制上の障害となっている」と話した。

 田島候補は、「安倍政治がスタートして5年が経った。ここ彦根だけではなく、滋賀県各地で、皆さんの暮らし、農業、商売などどれをとっても大変厳しい事態にある。何として安倍政治を終わらせなくては、安倍政治にブレーキをかけなければと対決してきたが安倍政治は続いている。自民党・安倍政治と対等に渡り合える力をつけなければ、暮らしも経済も農業も、そして皆さんの命もズタズタにされてしまう。そこで私は希望の党で、皆さんの暮らしや命を支えるために決意をした。安倍政治を終わらせるために皆さんの支援をいただきたい」と訴えた。