茨城1区から希望の党公認で立候補している福島伸享(ふくしま・のぶゆき)候補は17日午前、水戸市内で希望の党の小池百合子代表とともに街頭演説会を開いた。

 小池代表は、「皆さんに希望を持っていただくためは、政治に希望を持っていただかなくてはならない。そのための情報公開は1丁目1番地だと確信している。情報公開をすることによって、皆さんからお預かりしている税金がちゃんと使われているのかどうかをチェックする。それでも分からないところは福島さんが国会で切り込む」と話し、情報公開の重要性とそれを進めるために福島候補への強い支持を訴えた。

 福島候補は、森友学園・加計学園問題について言及。「森友学園の問題では、国民の財産である国有地が無料に近い値段で売却された。国有財産の私物化が進んでいる。加計学園問題では、安倍総理のお友達に有利なルールを作って獣医学部の新設を認めた。これは権力の私物化だ」「今回の選挙戦を通じてぜひ考えてほしい。政治はいったい誰のためにあるのか。何のためにあるのか。皆さんが投票して選ぶ国会議員は、与えらえた権力で法律を作り、予算を作り、国民のために働くことが仕事だ。しかし残念ながら、森友学園・加計学園問題で見えた安倍総理の姿は、与えられた権力や権限をえこひいきのために使っている姿が明らかになった」と安倍総理の姿勢を厳しく批判し、一緒に政治を変えようと訴えた。