第195特別国会が1日に開会し、民進党籍を有する衆院議員が所属する会派、「無所属の会」の代議士会が国会内で開かれた。

 岡田克也会派代表はあいさつの中で、「いよいよ無所属の会をスタートしたい。人数も限られており、委員会や党務など忙しい国会になると思うが、民進、立憲、希望の間に立ってしっかりとわれわれがブリッジしていかなければいけない。そういう自覚をもって進んで行きたい」旨を述べた。また、大塚耕平代表から党運営についての話があったと報告し、岡田会派代表から大塚代表に伝えた内容として、「無所属の会の議員でも無所属で戦った以上、少し民進党と距離を置きたいという人もいるかもしれないが、できるだけ衆参一体ですべての力を出し切ってやっていかないと、われわれの使命を果たすことはできないし、党の中で重要な役割を果たすようにしていただきたい。その点について遠慮がないようにと申し上げた。ついては党の人事も進んでいくと思うが、特別な事情がない限りは受けて、やっていただきたい」と出席議員に求めた。

 首班指名選挙では大塚耕平民進党代表に投票することを会として確認した。

 無所属の会のメンバーは安住淳(宮城5区)、江田憲司(神奈川8区)、岡田克也(三重3区)、金子恵美(福島1区)、菊田真紀子(新潟1区)、黒岩宇洋(新潟3区)、篠原孝(長野1区)、中川正春(三重2区)、野田佳彦(千葉4区)、原口一博(佐賀1区)、平野博文(大阪11区)、広田一(高知2区)、福田昭夫(栃木2区)(氏名の五十音順)。