民進党籍を持つ衆院議員の所属する会派「無所属の会」と立憲、希望、共産、自由、社民各党の国会対策委員長が14日午後、国会内で会談し、政府・与党が求めている野党への質問時間配分の削減等について協議した。

 平野博文国会対策委員長は会談終了後に記者団からの取材に対して、「(野党と与党の質問の配分が)8対2なら良いとかというのではなく、しっかり(1議員が)質問できる時間を確保するベースでやって欲しい」と述べ、「1議員20分にして(委員会に)30人いたら600分。野党がこれだけ質問すると言って時間を取ったらいい。1人何分なのか最低限確保して妥協すればいい。ここの土俵が崩れている」と与野党間の質問時間の配分を崩すのであれば、1議員あたりの質問時間を最低限確保して配分するのが原則だと主張した。