増子輝彦幹事長と平野博文国会対策委員長は26日、立憲民主党と希望の党に統一会派結成の申し入れを行うため、立憲の福山哲郎幹事長と辻元清美国会対策委員長、希望の古川元久幹事長と泉健太国会対策委員長と順次会談をした。

 立憲との会談後、記者団からの取材に応じた増子幹事長は、「基本的に3党が一緒ということについてはなかなかできないというご返事をいただいた」「どのような形でわれわれが今後進めていくかということは持ち帰って今後協議していきたい」と述べ、立憲側からの回答への対応については党内に持ち帰ることにしたと説明した。
 立憲側から綱領や基本政策を見せられたことにも触れ、「中身を見ればわれわれと決して違和感があるのものではない。綱領あるいは基本政策についてはだいぶ歩み寄れることもあると思う」と考え方に大きな開きがないことに言及した。

立憲民主党への申入れ

立憲民主党への申入れ

 希望との会談後には平野国対委員長が取材に応じた。平野国対委員長は希望側の対応について「持ち帰って協議をさせていただくということであった。それ以上でもそれ以下でもない」と明かした。今後の対応については、「来年の1月22日に通常国会が始まるから時間軸としてはできるだけ早く結論を見出していかなければならないと伝えて、今後は連絡を取り合いましょうと言った」と引き続き2党間で協議することとなった。

希望の党への申入れ

希望の党への申入れ