増子輝彦幹事長は18日午前、希望の党の古川元久幹事長と国会内で会談し、統一会派結成が見直しとなった党内の経緯を説明するとともに、今後の連携について協議した。

 会談終了後記者団の取材に応じた増子幹事長は、「昨日の両党それぞれの承認決定事項について説明させていただき、お互いに理解をした。今後のことについては、将来的に統一会派を組むことを視野に入れ、すでに始めている働き方改革協議をはじめとする国会での協力関係を引き続き深めていくことを確認した。またこの幹事長協議は今後も随時持つことを確認した」と、会談内容を説明した。

 今後の統一会派結成の方向性については、「3党で結成することを目指すということが昨日の両院議員総会での承認事項だ。しかし、希望側が3党で目指すかどうかは先方の判断となる」「時期的なものは、昨日の党内の議論も含め、時間をかけながら具体的な条件整備をしっかりとしていかなくてはならない」と述べ、時期は区切らない考えを示した。

 あらためて協議の場を設けた理由について増子幹事長は、「(統一会派結成協議は)これまで公党間で進めてきたこと。きちっとした形で説明しお互いに理解をすることが大事だということから、今日(古川幹事長との)話し合いの場を設けた。立憲の福山幹事長にも説明をすることになる」と述べた。