野党6党の幹事長・書記局長は18日、国会対策委員長陪席の会談を国会内で開いた。

 会談終了後の記者会見で、立憲民主党の福山哲郎幹事長は、「改ざん・隠ぺい・シビリアンコントロールの崩壊、セクハラなど、政府と国会、国民との関係は今まさに異常事態を迎えている。野党6党の幹事長・書記局長は、わが国の民主主義を揺るがす深刻な状況に鑑み、政府・与党に対し次の4点を要求する」ととして次の確認事項を読み上げた。(1)麻生財務大臣の辞任と福田淳一財務事務次官の罷免を強く求める(2)森友・加計問題の全容解明のため柳瀬前秘書官をはじめ関係者の証人喚問を強く求める(3)財務省による文書改ざん問題の調査結果を4月中に公表することと改ざん前の文書の本文の全容を即時に公開すること(4)自衛隊日報問題の真相究明と自衛官の暴言問題の早期の事実確認を強く求める――以上4点について政府・与党に回答を求め、回答があるまで衆参ともに日程協議には応じない考えを示した。要求内容を自民党の二階幹事長と公明党の井上幹事長に文書で渡すという。

PDF「政府・与党への申し入れ文書」政府・与党への申し入れ文書