千葉市・幕張メッセで開かれたニコニコ超会議2016の2日目となる4月30日、超トークステージで『18歳選挙権 若者vs政党代表者 超・会議』と題し、若者と各党代表者が議論した。民進党からは武正公一衆院議員が出演した。

 会議冒頭の若者向けのアピールで武正議員は、「18歳選挙権法案の提出者として国会でも答弁したが、その時にも、投票率が回を追うごとに下がっており、民主主義にとって危機的な状況だと申し上げた。これを変えるのは、やはり18歳選挙権をきっかけとした学校での主権者教育、特に若い皆さんの政治参加だ。そういった思いで、7月の参院選挙に臨みたいと思っている。格差が拡大し、特に若い皆さんは半分が非正規雇用で働いているが、もっと正規雇用に転換しなければならない。若者の働く場を、そして介護や保育などの給料を上げていく、こういったこともしっかりとやっていく必要がある。また、これまで高校授業料無償化など進め、国際人権規約の中等・高等教育無償化条項の留保も撤回したので、大学の授業料減免、そして特に渡しきりの奨学金を増やしていかなければならない。」などと語った。

 若者からは「なぜ(東日本大震災の)復興は進まないのか」「頑張る人が報われる働き方」「いじめから子どもを守る取り組み」「若者の政治参画」の4つのテーマでプレゼンテーション。これに対して各党代表者が現状認識と問題点などについて答え、密度の濃い議論が戦わされた。