枝野幸男幹事長は2日夕、東京・有楽町での街頭演説を終えて記者団からの質問に答えた。

 参院選について何が問われる選挙になるかと聞かれ、(1)国民生活は悪化している。それを変えていくための選挙(2)立憲主義と憲法の平和原則を守る選挙(3)公約違反を新しい判断と称して開き直る政治姿勢を問う選挙――など3点を挙げ、「この夏の参院選では、国民の皆さんには、こういう政治でいいのかということに声を上げてほしい」と述べた。

 安倍総理の公約違反について、どう説明を求めていくかとの問いには、「過去に言ってきたことを、何でも『新しい判断』で変えてしまうということは、国民から見れば、どうせ変わるのかということで、自民党の訴えることは全く説得力を持たないことになる」と述べ、公約破りを開き直る安倍総理の姿勢を批判した。