初鹿明博青年局長は16日午後、「18歳選挙権」に向けた取り組みについて党本部で記者会見を開いた。

 初鹿青年局長は、(1)18歳選挙権特設スマフォサイト「民進党VOTE18(ボートエイティーン)」の開設(2)10代限定イベント「民進党ハイスクール・5時限目 原宿」の開催(3)松野頼久衆院議員のLINE LIVE生放送出演――を発表した。

 スマホサイトについては、「ティーンの主な情報収集源はスマートフォンである」との認識に基づき開設したものだと紹介。これまで「LINE LIVE」で放送したティーン女子向け番組の視聴が可能であったり、人気モデルプロデュースによる選挙啓発動画など主に13歳から19歳までのティーン向けのコンテンツを充実させているとアピールした。「どうしても政治のサイトやイベントということになると、政治に関心のある人が主に集まってくるということになるが、そういう若者はわれわれが呼びかけなくてもきっと投票に行ってもらえる層だと思う。私たちはむしろ、投票に行く可能性の低いような、今の時点であまり政治に関心のない若い世代に、別のきっかけでサイトに訪れてもらい、ツイッターでのフォロー数の多いような若いモデルさんの活動が見たいという人が見に来てくれることで、少しでも関心が高まり、投票所に足が向かうことになればいいとの思いで企画した」と話した。

 URL:民進党VOTE18(ボートエイティーン)

 18歳選挙権が施行される前日の18日にはティーンの人気モデルなどが多数出演する、10代の若者100人規模を対象にした「民進党ハイスクール・5時限目 原宿」を開催。イベントには民進党からは初鹿青年局長とともに長妻昭代表代行が出演し、「民進党重点政策:国民との約束」のなかで10代の生活に直結した政策を説明。10代出演者からは「立候補したら何を10代に訴える?」をテーマに公約発表も行われる。あわせて、今後ゆるキャラをどうするかについての発表があるという。

 参院選挙公示日前日の21日には松野頼久衆院議員がLINE LIVEの生放送番組に出演。熊本県選出の松野衆院議員が、熊本出身のモデルらとともに「熊本を元気にしよう」をテーマにトークライブを行う。ここでは初鹿青年局長の手料理もふるまわれる。