民進党「次の内閣」
ネクスト外務大臣 長島昭久
ネクスト防衛大臣 大島敦

 昨日午後、中国軍艦が沖縄県北大東島北の接続水域に侵入した。中国軍艦は、9日に尖閣諸島沖合の接続水域に、また15日には鹿児島県口永良部島西の領海に侵入したばかりである。短期間にこれらの行為を繰り返し、一方的に緊張を高める中国側の姿勢について厳しく抗議する。

 なお、これら我が国の安全保障上の緊急事態に対し、総理官邸の対応は緊張感に欠け、極めて不十分なものであったと言わざるを得ない。とりわけ、15日の事態発生直後に、総理と官房長官の双方とも選挙遊説のために官邸を空にしたことは、甚だ不適切と断じざるを得ない。政府においては、早急に危機管理体制のあり方を改め、さらなる緊張感を持って、不測の事態に備え万全を期すように求める。

 また、私たち民進党は、我が国の領土、領海、領域を断固として守るため、かねてより「領域警備法案」を国会に提出してきた。安倍政権においては、これら領域警備の重要性を認識し、同法案の一刻も早い成立を期すべきである。

以上