戦後70年、我が国は今、時代の大きな分岐点にある。この参議院選挙で道を誤れば、国民の暮らしはますます厳しくなり、そして我が国の平和が脅かされる。何としても安倍政権の暴走に歯止めを掛け、政治の流れを変える必要がある。強い危機感と使命感をもって、民進党は参議院選挙を戦い抜く。

 我が国が抱える最大の危機の1つは経済、国民生活である。非正規で働く人が4割、子どもの6人に1人が貧困、独り身の高齢女性の2人に1人が貧困。これが今の日本の現実である。今こそ、「分配と成長の両立」の経済政策へ大きく転換する必要がある。民進党は人への投資、公正な分配、格差の是正を軸とし、一人ひとりの暮らしを豊かにする経済を実現する。

 もう1つの危機は憲法の平和主義の危機である。今回の選挙で与党が3分の2を取れば、憲法9条の改正に進むことは明らかである。それは、我が国が戦後70年堅持してきた「海外の紛争に武力で介入しない」という日本国憲法の平和主義を根本から変えることになる。そのようなことは決してあってはならない。

 同時に今回は、初めての18歳選挙権選挙となる。民進党は「未来への責任」を綱領に掲げる政党して、次世代の暮らしと平和を守るために全力を尽くす。若い人たちには、是非とも投票に参加し、自らの手で自らの未来を選択してもらいたい。

 この選挙は安倍政治と国民の良識の戦いである。この選挙の意義をご理解頂き、一人でも多くの方に投票所に足を運んで頂きたい。

『国民とともに進む民進党』

 民進党と民進党の候補者に皆様のご支持、ご支援を心からお願い致します。

以上