蓮舫代表代行は28日午後、神戸市内で、みずおか俊一候補の応援弁士としてマイクを握った。地元兵庫県第1区の井坂信彦衆院議員も参加した。

みずおか俊一候補

みずおか候補

 みずおか候補は、「今度の参院選はとても重要な選挙だ。特に、与党が3分の2を取るか取らないかというところが注目されている。このまま進めば日本は大変なことになる。今回の選挙は、安倍政権にブレーキを掛ける参院を作るためにある。この兵庫県で、3つある議席全部を与党にやるわけにはいかない」と訴え、支援を求めた。

 教育政策を中心に取り組んできたみずおか候補は、「高校授業料無償化を達成するまでに、2004年から10年まで6年かかった。特に2009年の政権交代で、皆さんの応援があったから成し遂げられた。民進党は、これからは何が必要かを考え、奨学金を変えていきたいと考えている。世界各国の奨学金は、返済の必要のないものだ。奨学金と名のつくもので、返済の義務があり、さらに利息を付けて返さなくてはならないのは日本だけ。それを変えていきたい。応援してほしい」と訴えた。

蓮舫代表代行

蓮舫代表代行

 蓮舫代表代行は、「皆さんの今回の選挙の投票基準には、経済、安保、子育て、雇用などたくさんあると思う。私たちは、その多くの要望に答えを用意してこの参院選に臨んでいる」と述べた上で、特に憲法について話した。「かつて、選挙の時にこれだけ憲法について語られたことがあったか。普段の景色の中で、会話の中で、ニュースの中で憲法というという言葉がこれだけ口にされることがあったか。自民党の憲法草案では、集団的自衛権をフルに使えるようにし、自衛隊を国防軍にするとある。その国防軍を、地球の裏側で戦争に加担させることがいいのか。もしそれに賛成ならば自民党か、平和の党公明党に入れて欲しい。しかし、私たち民進党は絶対に反対だ。皆さん、憲法9条の平和主義を守ろう」と呼びかけ、そのために兵庫県選挙区ではみずおか候補を当選させてほしいと訴えた。

街頭演説会
みずおか候補