第191臨時国会が1日に開かれ、民進党・新緑風会の議員総会では先の参院議員選挙で初当選をした新人をはじめとする会派所属議員が一堂に会し、結束を誓った。

 小川敏夫新参院議員会長は、「新人議員の活躍を含め、一丸となり安倍政権打倒に向けて頑張っていきたい」と決意を表明。参院東京都選挙区選出の小川会長は、31日に投開票された東京都知事選挙にも言及し、「力強い協力をいただきながら結果を出せず申し訳ない」と述べるとともに、「自民党は支持率が高いと言うが、都民からは強い支持ではなく薄い支持なのではないか。ただ、その支持が民進党に来ないのも一つの現実。野党がしっかり頑張ることでその支持を民進党に取り戻し、政権交代を狙っていきたい」と力を込めた。

 小川勝也参院幹事長は「政界の鬼検事という厳しい小川会長を支え、心を鬼にして職務を全うしていきたい」、榛葉賀津也参院国会対策委員長は「会期は3日間と短いが、緊張感を持ってやっていきたい」、藤末健三政審会長は「皆さんの知恵と力をお借りして世間に分かりやすい対案を出していきたい」などとそれぞれあいさつ。吉川沙織参院議院運営委員会理事が議事日程について報告した。