与野党の国会対策委員長が9日夕、北朝鮮の核実験実施をめぐって会談し、今後の対応等を協議した。民進党からは安住淳国対委員長が出席し、笠浩史国対委員長代理が陪席した。

 会談終了後、記者団の取材に応じた安住国対委員長は、「北朝鮮の核実験に対して衆・参それぞれ院としての意思をきちんと示した方がいいということで、国対委員長会談をやらせていただいた。(与党の求めについては)賛成である。ただ、具体的な委員会の持ち方については、決議は本来は本会議で議決するのだが、閉会中であるのでそれができない。所管といえば衆院は外務委員会、参院は外交防衛委員会になるが、来週月曜日に調整のうえ国会対策委員長会談をあらためて開催し、決議を議決することと現状の北朝鮮問題等に関する質疑を行う閉会中審査を行うことになった」と語った。

核実験を実施した北朝鮮への対応めぐり与野党国対委員長会談行う

核実験を実施した北朝鮮への対応めぐり与野党国対委員長会談行う