民進党は14日、衆院の国対役員・筆頭理事合同会議を国会内で開いた。

 山井和則国会対策委員長は冒頭、この日4野党(民進、共産、自由、社民)の幹事長・書記局長・国対委員長会談を行い、(1)内閣不信任決議案の提出、提出のタイミングは国対に一任する(2)カジノ法案の成立を阻止する(3)会期延長に反対する――ことで一致結束して取り組むことに合意したことを報告した。

 山井国対委員長はこの日の日程について、「伊達議長への不信任決議案が参院で出されて、夕方か晩くらいまでは衆院本会議はずれ込むかもしれない。それ以降にカジノ法案が衆院に回付されることになり、議運での戦いが始まることになる」と説明。さらに「会期末なので、内閣不信任案のみならず様々な不信任決議案や解任決議案を出し、拙速に進めたカジノ法案の成立を阻止する」と意気込んだ。