牧山ひろえ国際局長は12日午後、国会内でルカス・カラツォリス駐日ギリシャ大使と意見交換した。

 牧山局長は大使の訪問を歓迎するとともに、昨年、初の女性代表として蓮舫代表が誕生し、現在民進党として子育てや教育など「人への投資」を重視した政策を訴えていると紹介した。

 大使から、1月20日召集される第193通常国会での争点について問われ、牧山局長は、自身が所属する厚生労働委員会で議論になっている同一労働同一賃金、長時間労働、女性の就労環境など労働改革をめぐる法案の問題点について丁寧に説明し、民進党はそれらの環境を改善していくと語った。その他、経済、安全保障、少子高齢化、年金問題など共通課題について意見を交わし、今後も交流を深めていきたいとの意欲を示した。