細野豪志代表代行は3日午前、国会内でベリル・ローズ・シスル駐日南アフリカ大使の訪問を受け意見交換した。牧山ひろえ国際局長が同席した。

 細野代表代行は大使の訪問を歓迎するとともに、2011年にCOP17会議のため南アフリカのダーバンを訪問した際、多くの女性が活躍している印象を受けたと語った。大使は、アパルトヘイト政策による人種差別の歴史を経て現在では、南アフリカ議会の女性の割合は42%になって女性の参画が増えてきたとし、自身も日本各地で、女性の役割について講演していることを紹介した。

  牧山局長は、2008年横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD4)で、アフリカにおける母子保健の向上のためには日本発祥の母子手帳の普及が効果的だと訴え、その後アフリカの各地で導入された。

 双方は、科学技術、農産物の輸出入、保険制度、両国の留学生の割合、ラグビースポーツや映画など多岐にわたり意見を交わした。

ベリル・ローズ・シスル駐日南アフリカ大使の訪問を受け意見交換した

ベリル・ローズ・シスル駐日南アフリカ大使の訪問を受け意見交換した